J1リーグ第30節 セレッソ大阪―鹿島アントラーズ
9月26日(日)|15:00 ヨドコウ桜スタジアム
残り、8試合。セレッソ大阪と鹿島アントラーズは、すでにミッドウィークに今季リーグ戦30試合目を戦った。
シーズンが佳境に入ろうとする中、両チームは「それぞれの混戦」を戦っている。C大阪は現在、他の2チームと勝ち点で並んでいる。1ケタ順位入りを争うレースだ。
鹿島は浦和レッズを挟み、5位のサガン鳥栖まで勝ち点1差。ここを抜ければ、次はACL出場権争いい突入する。
C大阪は前節、リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした。鹿島は王者川崎フロンターレ相手に優勢に戦いながら、悔しい逆転負けを喫した。
互いに自信を深めるきっかけはつくっている。この試合は「本物の手応え」を争う一戦だ。
■セレッソ大阪
11位 勝ち点39 10勝9分11敗 39得点39失点 得失点差0
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L○1-0 広島(A)
L●0-2 浦和(A)
L●0-2 札幌(H)
L○3-0 札幌(A)
ル○4-0 G大阪(A)
【通算対戦成績】
H 24試合・ 7勝4分15敗
A 26試合・12勝1分14敗
計 50試合・19勝5分29敗
【直近対戦成績】
2021年 5月26日 J1第16節 ●0-1(A)
2020年12月19日 J1第34節 △1-1(A)
2020年 9月19日 J1第17節 ●1-2(H)
2019年10月 6日 J1第28節 ●0-1(H)
2019年 6月14日 J1第15節 ●0-2(A)
【今節のみどころ】
前節は大胆にターンオーバーを施しつつも、リーグ戦3試合ぶりの勝利を手にした。前進する新たなきっかけが見えてきた。
中でも大きいのは、進藤亮佑の活躍だ。負傷、手術を経たDFは、初めてだという右サイドバックで完封に貢献するのみならず、決勝点までマーク。小菊昭雄監督の起用に満点の回答を示してみせた。
進藤は今節もサイドバック、あるいは本職のCBでの先発もあり得る。そうなれば、これまで出ていた選手の誰かが、ベンチに回ることになる。上昇の道を探るチームで、新たな刺激となりそうだ。
小菊監督就任後、勝利した試合はすべて完封している。守備の安定が勝利への近道となることは、明らかだ。