【J1分析】「5試合連続無得点敗北」昨季J2王者の徳島の正念場【名古屋グランパス対徳島ヴォルティス】サッカーにおける球際の強さ(2)の画像
岩尾憲にボールが渡ると、長澤和輝が蓋をするように立ちはだかった 撮影/原壮史
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明治安田J1リーグ 第28節 名古屋グランパスvs徳島ヴォルティス 2021年9月10日 19:04キックオフ

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 18試合目のクリーンシートを達成し、暫定3位に浮上。名古屋は充実の時を迎えている。

 当たり負けしない長澤がプレー機会を増やし好調を保っていることは、14日に行われるACLラウンド16(vs大邱FC)に向けても大きなプラス要素だろう。

 一方の徳島はというと、ポヤトス監督は「本当に最後まで戦えていた」と自チームを評した。この言葉はその通りで、よく走り、果敢に戦ったことは間違いなかった。先制され、しかも数的不利になったにも関わらず、自分たちの戦い方を続けようという姿勢がぶれることはなかった。選手たち自身も、福岡将太が「今日はより全員で1つになって、守備の時間も焦れることなく全員攻撃・全員守備を体現できた時間帯が多かったのではないか」と言うように、戦えている手応えを感じている。

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