10日、浦和のリカルド・ロドリゲス監督が定例会見を行い、11日に行われるJリーグ第28節の横浜FC戦に向けて意気込みを語った。
浦和は先日行われたルヴァンカップ準々決勝の第2戦、リーグ戦で首位を走る川崎を相手にアウェーゴールの差で競り勝ち、劇的に準決勝進出を果たした。また、浦和は現在、リーグ戦の順位は7位で、勝ち点は45となっている。3位のヴィッセル神戸は勝ち点48と、その差はわずか3。今後のリーグ戦では、3位までに与えられるACL出場圏を目指して戦うことになる。
川崎戦のあと、今週はオフをはさんでチームが始動したというが、リカルド監督は今後のリーグ戦での戦い方について、「全ての試合が重要だと思っているが、たとえば横浜FCのように我々より下位にいるチームと対戦したときにしっかりと勝っておかなければ、上位と直接対決するチャンスが残らないと思う。我々が下位に負ければ、他のチームにアドバンテージを与えてしまう」と話した。
リーグ戦ではACL出場圏の獲得、さらに天皇杯とルヴァンカップの2つのタイトルについても可能性を残す浦和だが、「これからはリーグ戦11試合、さらに天皇杯1試合、カップ戦2試合と、今のところは14試合が決まっているので、最高のモチベーションで挑みたい。以前、9月の時点で全ての大会でチャンスを残しながら戦いたいと話したが、今その状況になっています。これからは結果を求めていく戦いになる」と、すべての大会に全力を注ぐことを明示した。