■横浜FC戦は「戦術が40パーセント、メンタルが60パーセントくらい」

 また、報道陣から「川崎との激闘のあと、連戦も終わり、メンタル面でのアプローチは何かしたのか」と問われると、「非常に複雑な状況。歓喜の川崎戦の後、(今節の横浜FC戦は)下位のチームとの対戦だと思われているが、簡単な試合ではありません。こういった試合で取りこぼしがあってはいけないし、勝ち点は必ず取らなければならない。連戦の後だったので、トレーニングでの負荷はあまり上げなかったが、選手たちには、『この試合は戦術が40パーセント、あとはメンタルが60パーセント、もしくは70パーセントくらいに重要』という話をした」と、選手たちへの声掛けを行ったことを明かした。

 最後は、「川崎戦はチームが非常にコンパクトで、11人で攻撃し、11人で守れた試合だった。上位のクラブと対戦するときにレッズはビッグチームの姿勢を見せることができているので、下位のチームと対戦したときに気を抜かないようにすることが大事だと思う。この試合も決勝のように戦わなければいけないし、ACLのパスポートだと思って戦わなければいけません」と、気を引き締めた。

 さらに、リカルド監督は、先日、疲労のため代表を離脱したDF酒井宏樹の状況についてもコメントした。

その2へ続く
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