Ｊ１リーグ第２８節 横浜ＦＣ―浦和レッズ
９月１１日（土）｜１８:００ ニッパツ三ツ沢球技場
【今節のみどころ】
代表戦ウィークを終えて、２週間ぶりにリーグ戦が再開する。今節は、降格圏脱出に向けて少しでも勝ち点を積み上げたい横浜ＦＣがホームに浦和レッズを迎える。横浜ＦＣから見れば、過去の対戦成績は７試合中５敗という苦手な相手である。加えて、先日行われたルヴァンカップの準々決勝で、浦和は王者・川崎を相手に好ゲームを見せた。川崎を退けて準決勝に進出した勢いをそのままに乗り込んで来るだろう。
ただし、横浜ＦＣには有利な点もある。浦和はカップ戦や天皇杯の日程も相まって、８月からここまで９連戦となっている。今夏の移籍で選手層の厚みを増した浦和だが、連戦の疲労は否めない。横浜ＦＣは、対照的な試合日程をアドバンテージにして、コンディションの差を突けるか。
■横浜ＦＣ
１９位 勝ち点１８ ４勝６分１７敗 ２１得点５７失点 得失点差－３６
【出場停止】瀬古
【出場微妙・故障者】齋藤
【直近５試合結果】
Ｌ●１－２ 柏（Ａ）
Ｌ○３－１ Ｇ大阪（Ｈ）
Ｌ●１－３ Ｃ大阪（Ａ）
Ｌ△０－０ 仙台（Ａ）
Ｌ○２－０ 名古屋（Ｈ）
【通算対戦成績】
Ｈ ３試合・１勝０分２敗
Ａ ４試合・１勝０分３敗
計 ７試合・２勝０分５敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ５月１９日 ル杯第６節 ●０－２（Ａ）
２０２１年 ４月２１日 ル杯第３節 ●１－２（Ｈ）
２０２１年 ３月１０日 Ｊ１第 ３節 ●０－２（Ａ）
２０２０年 ９月２６日 Ｊ１第１９節 ○２－０（Ａ）
２０２０年 ７月２６日 Ｊ１第 ７節 ●０－２（Ｈ）
【今節のみどころ】
オリンピック後の中断明けから復調の兆しを見せていたものの、８月下旬に行われた前節の柏戦は、下位同士の直接対決という大一番だったが、１－２で敗戦。前半のうちに同点に追いついたものの、後半に勝ち越され、試合の締め方が課題に残った。さらに、主力のＭＦ瀬古樹がこの試合でレッドカードを受け、今節では出場停止となるのも痛い。リーグ戦は残り１１試合。とにかく勝ち点をひとつでも積み上げたいところだ。
今節は、好調の浦和をホームに迎える。先日のルヴァンカップで川崎を破って準決勝進出を果たした相手だが、過密日程によるコンディションは不安が残る。実際、浦和のＤＦ酒井宏樹は今回の代表戦にも招集されたが、オマーン戦出場後にオーバーワークを考慮され、代表から離脱し、休養に入った。
今節を攻略するためには、とにかく集中して守りたい。粘り強い守備で応戦すれば、連戦中の相手の疲労が増して、試合が拮抗することも予想される。その際に焦れずにチャンスをうかがうことができれば、勝ち点を稼ぐことも可能だろう。
