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■9月5日/Jリーグカップ準々決勝・第2戦 川崎フロンターレ―浦和レッズ(等々力)
5日に行われたJリーグカップ準々決勝の第2戦では、川崎フロンターレと浦和レッズが準決勝進出をかけて対戦し、激しい撃ち合いの末、劇的なドラマが待っていた。
後半アディッショナルタイムも2分が経過しようとしているところだった。追いかける浦和は、キャスパー・ユンカーのゴールであと1点に迫るものの、依然として2-3とリードされたままだった。しかし、アウェーチームの浦和にとって、あと1点を取って追いつくことができれば、同点時にはアウェーゴールが多いほうが勝利するという“アウェーゴールルール”で準決勝へ進出できる可能性が残されていた。
その局面で投入されたのは、槙野智章。後半47分、浦和のリカルド・ロドリゲス監督はDFである槙野を“FW”としてピッチに送り出した。