■リカルド監督「タイトルの話はいつも選手たちとしている」
突破のためには第２戦でアウェーゴールが必要になるが、「川崎はコンビネーションもうまく、クオリティーが高い選手がそろっていて、ボールをキープできるチーム。こちらが強いプレスを全員でかけなければボールは奪えない。自分たちがボールを持ったらしっかりと握ることが重要で、彼らに対しては強度の高いプレーが必要になる。１－１という結果は川崎にとって少し有利になり、私たちは点を取らないといけないという展開になった。しかし、１点を取ればそこからはこちらがアドバンテージを持つような状況になる。さらに（第２戦で）９０分戦って、準々決勝を突破したいと思います」と、前を向く。
「タイトルの話はいつも選手たちとしています。浦和レッズは全ての大会でタイトルを目指して戦っている。私自身もタイトルを獲るためにレッズに来ているし、タイトルを獲るためには川崎のような良いチームに対しても勝利を収めなければいけない」と、表情を引き締めて、準決勝進出に向けての意気込みを語った。
準々決勝第２戦は５日に等々力競技場で行われる。タイトル獲得に向けて、王者・川崎に勝ち切ることができるか。
また、リカルド監督は、疲労のため日本代表を離脱した酒井宏樹についてもコメントした。
