■「PKが怖いって感じだった」「メンバーの選考も含めて全部が慎重にいきすぎた」
後藤「あのコーナーキックになったところね。20番のアルヤヒエイが縦にくさびを入れて、7番のアルハジリが落として、11番のアルマンダル・アルアラウィが持ちこんだところでしょ?そうそう、酒井が行かないんだよね、むしろ離れていっちゃう感じ」
大住「PKが怖いって感じだった。ああいうプレーに、チームの後ろ向きな姿勢が出ていたような気がするね」
後藤「そうだね。本当に今回は、メンバーの選考も含めて全部が慎重にいきすぎた」
―メンバーの選考というのは、今回のスタメンということですね?
後藤「うん。経験のある選手を並べたって言っていたけどさ。ただ、もしこれで勝っていたら、いいスタートだったねって話が終わっちゃうんだけどね。だから、あくまで結果論だよ?結果論で批判をするのはダメかもしれないけど、でも結果は結果だからね。これがもしジーコだったら、選手は総とっかえだよ」
大住「次で総とっかえはできないよね。それが辛いところ」
後藤「今から総とっかえしちゃいけないの?」
大住「だって、選手はすでに登録してあるでしょ」
後藤「けど、今後はケガ人とか出ることも想定して、23人じゃなくて、もうちょっと選んでおきたいよね。ケガだけじゃなくて、コンディションが悪い選手を外すことも考えないと。少なくとも2試合に向けてでしょ?たとえば、ヨーロッパ組の全員を日本に招集しないで、何人かはカタールに行かせておくとかさ。これだけヨーロッパ組が増えたんだから、そこらへんもしっかり考えておかないとやばいんじゃないのかなって、今回は感じたね」