9月1日、サッカー日本代表は同2日に行われるFIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選グループB第1節オマーン代表戦に向けた練習を公開。しかし、そこには当初スタメンが予想された2人の選手がいなかった。南野拓実と板倉滉である。
■冨安健洋と守田英正はオマーン戦を欠場
森保一監督の前日会見のあと、取材陣に冒頭だけ公開された練習。24人が選出されていた日本代表だが、そこには20人しかいなかった。
冨安健洋と守田英正については、すでに日本サッカー協会がオマーン戦には合流せず、9月7日の中国戦からの合流になることが発表されていた。
冨安は、欧州の移籍市場が締まる現地時間の8月31日23時(日本時間9月1日午前7時)のまさに15分前にイングランドの名門、アーセナルへの加入が発表。そのためのメディカルチェックなどの対応で、ヨーロッパに残ったという。守田は所属する「サンタクララの試合が遅く、チャーター便に乗れなかった」との説明が、反町康治技術委員長からあった。
この冨安と守田のほか、前日の練習に現れなかった2人の選手は、MFの南野と板倉だった。