【J1分析】小泉佳穂「レッズの中盤王」復活!江坂任との共存は?【浦和レッズ「新たなる希望」(1)】の画像
スタメン先発した江坂任に代わって髪を一新した小泉佳穂が入った 撮影/中地拓也
復活の小泉佳穂ほか浦和レッズ対サンフレッチェ広島の写真(20210825)

■8月25日/J1第26節 浦和レッズサンフレッチェ広島 (浦和駒場)

 25日に行われたJ1第26節では、浦和レッズとサンフレッチェ広島が対戦し、浦和が1-0で勝利し、クリーンシートでリーグ戦3連勝を飾った。

 この試合では、MF小泉佳穂がリーグ戦3試合ぶりにベンチ入りした。中断前のリーグ前半戦では、浦和の中盤を担う司令塔として攻守にわたってチームを牽引した小泉だが、リーグ再開後からしばらくは欠場が続き、リカルド・ロドリゲス監督も「小泉は試合に出られるコンディションではない」と明かしていた。今節は中断明けから初のベンチ入り。

 後半20分、先発したMF江坂任がその直前のプレーで足を痛めたことで、江坂に代わって小泉が途中出場。久々にピッチに姿を見せた“中盤の王者”は、トレードマークとなっていた金髪から、青みがかった銀髪へと一新して登場した。

 中断期間も加算すればおよそ2か月ぶりの出場となった小泉だが、中盤での巧みなプレーはやはり健在。蒸し暑さも手伝ってか、まだ多少の体の重さがあるように見受けられたが、酒井宏樹やアレクサンダー・ショルツなど今夏に移籍してきた新戦力も多く出場するなか、コミュニケーションに努めながらプレーする小泉の姿があった。後半37分に得たFKでも、自身が囮のような動きをして追加点のチャンスを演出する場面も印象的だった。

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