■8月25日/J1第26節 浦和レッズ―サンフレッチェ広島 (浦和駒場)
25日にJ1第26節が行われ、浦和レッズとサンフレッチェ広島の試合は、FWキャスパー・ユンカーの復活ゴールを守り切ったホームの浦和が1-0で勝利した。ユンカーにとってはおよそ2か月ぶりのゴールとなった。
ユンカーは先日、8月10日の練習中に右頬骨を骨折し、12日には手術を受けたことを明かしたばかり。しばらく戦列を離脱するものかと思われたが、前節の徳島戦ではスタメンに復帰し、術後9日での強行出場となった。この試合でユンカーが装着した黒のフェイスガードが話題を呼んだ。その独特な形状に、SNSなどでは「バッドマン」「かっこいい」などとサポーターやファンからのコメントが相次いだ。今節でもその話題のアイテムを身に着けての出場。フェイスガード姿で久しぶりのゴールを喜ぶユンカーには、どこか安堵の表情があった。
試合後はフェイスガードを外し、素顔のままで会見に応じたユンカーだったが、報道陣から話題になっているフェイスガードについて問われると、「カスタムメイドのマスクで、世界で唯一のフェイスガード。(術後に)より快適に過ごすためのものです」と、世界にひとつだけのアイテムであることを明かした。