デュッセルドルフに所属するMF田中碧がドイツデビュー戦となったブンデスリーガ2部第4節、ホルシュタイン・キール戦のマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。途中出場だったにもかかわらず、ファン投票によって選出された。ファンの心をガッチリ掴んだようだ。
■ドイツデビュー戦で同点ゴールに関与
田中は今年6月にデュッセルドルフへ買い取りオプション付きのレンタル移籍を果たす。東京五輪にU−24日本代表として参加し、全試合に先発出場。日本のベスト4進出に貢献した。
東京五輪が終わり、ドイツへ渡った田中は今月20日に行われたキール戦に移籍後初のベンチ入り。すると58分に出番がやってくる。田中は持ち味のパスセンスで縦パスを効果的に送り、ビルドアップにも貢献した。1−2の1点ビハインドで迎えた87分、田中は右CKを蹴ると、最後はクリストファー・ペテルソンがゴールネットを揺らした。田中のCKがチームを救う同点弾に繋がった。