■8月21日/J1第25節 横浜F・マリノス5ー0ベガルタ仙台(ニッパツ)
横浜F・マリノスが2戦連続となる5得点を奪って、ベガルタ仙台に大勝した。
25分にヘディングシュートで先制ゴールを奪ったFWレオ・セアラが、62分と70分にも得点を決めてハットトリックを達成。MFマルコス・ジュニオールとMF天野純もゴールを奪ってスタジアムを盛り上げた。攻撃だけでなく、仙台の攻撃をシャットアウトして守備陣も奮闘。これで12戦連続不敗としたマリノスは、ついに逆転優勝を射程圏内に捉えた。
この試合で勝ち点3を積み上げたマリノスに対し、アウェイでサンフレッチェ広島と対戦した川崎フロンターレは1-1で引き分け、積み上げた勝ち点は1。川崎の勝ち点が63になったのに対し、横浜の勝ち点は59。その差は4にまで縮まった。残り試合が13もあり、さらに最終節には直接対決も残しているため、逆転優勝がかなり現実的な目標となったといえる。
首位チームを追いかける立場にありながら、アンジェ・ポステコグルー監督の突然の退任という難題を迎えたものの、現在のケヴィン・マスカット監督が指揮した5試合では4勝1分け。しかも、その5試合の総得点数は17で、1試合平均得点数はなんと「3.4」。まだ最初の5試合とはいえ、驚異の攻撃力を示している。最近の好調さによってリーグ得点数を56とし、首位・川崎の得点数に並ぶこととなった。