■試合後に見せた「感謝」と「マジメさ」

 そんなセアラは、試合を振り返って語ったのは、「今日のハットトリックは攻守においてチームの助けがあるからこその結果」とあくまでもチームメイトへの感謝の気持ちだった。さらに、「自分のパフォーマンスもチームのパフォーマンスも日々の練習でハードワークしているからこそ」「練習の成果が結果に表れ、うれしい」とマジメな姿勢も見せた。時にエゴイストな一面も求められるストライカーだが、この9番の心にあるのは謙虚さなのだ。

 セアラの活躍もあってマリノスは勝ち点を3積み上げた一方で、川崎フロンターレがアウェイで広島に引き分けたため、その勝ち点差が「4」になった。残り13試合。逆転が現実的な目標となった。勢いから見ても横浜は川崎に有利な状況にある。今後の両チームを分けるものは、いったい何か――。


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