J1リーグ第24節 徳島ヴォルティスー浦和レッズ
8月21日(土)|19:00 鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム
【今節のみどころ】
徳島ヴォルティスと浦和レッズ―リカルド・ロドリゲス監督のサッカーを体現する両チームが今節で再び顔を合わせる。リカルド監督の代名詞となっているポゼッションを重視するプレースタイルはともに顕著。予想布陣もミラーゲームになることが予想される。
徳島にとっては、チームをJ1昇格へと導いた恩師をホームに迎える。ダニエル・ポヤトス監督体制になってからホームではまだ1勝しかしていないが、4月に行われたアウェーでの対戦は、浦和に一歩及ばずに敗れただけに、今節は“恩返し”の勝利を決めたいところ。
一方、今夏に大型補強を行った浦和は、新戦力が徐々にフィットしつつある。チーム内での競争が加速するなか、リカルド監督はどのような戦術で挑むのか注目が集まる。
東西の“リカルドサッカー”対決、軍配が上がるのはどちらか。
■徳島ヴォルティス
16位 勝ち点23 6勝5分13敗 20得点32失点 得失点差-12
【出場停止】ドゥシャン
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
L●0-3 鹿島(A)
L○2-1 G大阪(H)
L△2-2 清水(H)
天●0-1 神戸(A)
L●0-1 札幌(A)
【通算対戦成績】
H 1試合・0勝0分1敗
A 3試合・0勝0分3敗
計 4試合・0勝0分4敗
【直近対戦成績】
2021年 4月11日 J1第 9節 ●0-1(A)
2014年10月 5日 J1第27節 ●1-2(A)
2014年 7月23日 J1第16節 ●0-2(H)
2014年 4月16日 ナビ杯第3節 ●3-4(A)
2010年10月11日 天皇杯第3節 ●0-2(A)
【今節のみどころ】
前節の鹿島戦では、開始早々に失点するとそのまま主導権を握られ、3-0で敗戦。試合全体をとおしてボールを保持できず、ビルドアップの質でも相手に圧倒された。攻撃面での課題もさることながら、鹿島戦ではCBのDFドゥシャンが警告を受け、累積により今節は出場停止となる。いかに最終ラインの統率を保てるかが鍵を握るだろう。
今節は浦和をホームに迎える。敵将は、去年までの4年間指揮を執り、チームをJ1昇格へと導いたリカルド・ロドリゲス監督。前回の対戦では持ち味を発揮したものの、0-1で敗れた。試合後にはリカルド監督から「これからもっと良くなるはず」と激励を受け、次回の対決への期待感を膨らませた。選手たちはかつての“恩師”にさらに成長した姿を見せられるだろうか。16位に沈むなか、リカルド監督との対戦を機に、浮上のきっかけを掴みたい。