「サッカー批評のtoto予想」(第1253回)8月21・22日 川崎フロンターレや横浜F・マリノス「上位にドロー続出」の予感の画像
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 今回のtotoではJ1第25節の9試合と、J2第26節の4試合が対象となっている。過去のデータや直近の様子などから、分析を進めてみよう。

 前節は、首位の川崎フロンターレと2位の横浜F・マリノスの差が勝ち点6に縮まった。今節も、上位陣にとっては気の抜けない試合になりそうだ。

 2位の横浜FMは、ホームに18位のベガルタ仙台を迎える。順位を比べれば横浜FMが優位に見えるが、そう簡単にいきそうもない。

 横浜FMは9勝2分とここ11試合負けがない一方で、仙台は8試合も勝利から見放されている。ただし気をつけたいのは、仙台は勝てないものの、負ける試合も少ないということだ。8戦白星がないとはいえ、その内訳は6分2敗で、今季の引き分けはJ1最多タイの10試合にも上る。

 さらに興味深いのが、両チームの過去のリーグ戦での対戦成績だ。優勝経験もある横浜FMに対して仙台が負け越してはいるものの、6勝10分11敗と、勝ち点1を得る試合も多くあった。ここは今季の仙台の「引き分け力」も加味して、ドロー1本で勝負したい。

 横浜FMが引き分けたとしても、首位との差が再び開くとも言えなさそうだ。

 川崎はサンフレッチェ広島のホームに乗り込む。現在11位のチームとの対戦だが、楽に勝てるとは限らない。

 横浜FMと仙台の対戦分析で、仙台の今季の引き分け数はJ1最多「タイ」と記した。その仙台と並ぶ10もの引き分けを記録しているのが広島だ。

 広島は、直近5試合で1勝3分1敗と足踏みしているが、その引き分けの中には今季好調だったサガン鳥栖相手のものも含まれている。鳥栖とは、今季前半戦でも引き分けており、さらには鹿島アントラーズ、横浜FMといった上位とも勝ち点を分け合っているのだ。

 そして広島は、川崎との今季第10節も引き分けている。20本のシュートを放たれ先制を許しながらも、5本のシュートのうち1本を決めて追いつき、そのまま試合を終えた。こうなると、やはり今回も引き分け1本で勝負したくなる。

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