Ｊ１リーグ第２４節 名古屋グランパスー湘南ベルマーレ
８月１５日（日）｜１８:００ 豊田スタジアム
互いに苦しい状況にある。名古屋グランパスも湘南ベルマーレも、中断期間を経ても連敗が止まらない。
一時期は２位につけていた名古屋だが、ＡＣＬでの遠征が大きく響いたか。前節では試合中に柿谷曜一朗が体調を崩し、プレーを続行できなくなった。名古屋の選手たちへの疲労の蓄積を象徴するかのようなシーンだった。
湘南ベルマーレは４連敗中だ。１点リードして突入した後半アディショナルタイムに３点を奪われて逆転負けを喫した柏レイソル戦から、勝ち切れない試合が続く。
暗いトンネルの中で出口を手探りするような両チームだが、明けない夜はない。むしろ、サッカーならば自分たちの力で夜明けを迎えに行けるのだ。勝ち点を、勝利を求めて、ハングリーな２チームが激突する。
■名古屋グランパス
６位 勝ち点３７ １１勝４分８敗 ２３得点２０失点 得失点差３
【出場停止】なし
【直近５試合結果】
Ｌ●０－２ 横浜ＦＭ（Ａ）
Ｌ●０－２ 横浜ＦＣ（Ａ）
天○１－０ 岡山（Ｈ）
Ｌ●１－３ 鳥栖（Ａ）
天○５－０ 三菱ＦＣ（Ｈ）
【通算対戦成績】
Ｈ １７試合・１１勝１分 ５敗
Ａ １８試合・ ７勝４分 ７敗
計 ３５試合・１８勝５分１２敗
【直近対戦成績】
２０２１年 ４月 ７日 Ｊ１第 ８節 △０－０（Ａ）
２０２０年１１月２１日 Ｊ１第２８節 ○３－１（Ｈ）
２０２０年 ８月１９日 Ｊ１第１１節 ○１－０（Ａ）
２０１９年 ７月 ７日 Ｊ１第１８節 ●０－２（Ｈ）
２０１９年 ５月 ４日 Ｊ１第１０節 △１－１（Ａ）
【今節のみどころ】
新たな「黒船」となるのか？ 新加入のシュヴィルツォクは早速、ミッドウィークの横浜Ｆ・マリノス戦で出場。積極的にシュートも放つなど、交代でピッチに立った直後から存在感を示そうとしていた。
ほとんどチームメイトと練習していなかったというが、それだけに期待感も膨らんでいく。山崎凌吾が負傷離脱中で、柿谷曜一朗が横浜ＦＭ戦で体調不良で途中交代となれば、この新戦力が１トップとして先発してもおかしくはない。いや、調子の上がらないチームにとっての刺激という意味でも、絶好の出場機会とも言える。
５月２６日以来の豊田スタジアムでの試合となる。この本拠地に白星を届けた試合は、さらに２週間さかのぼらなければならない。ぜひとも仕切り直しにしたい一戦だ。
