Jリーグはシーズン後半戦に突入した。頂点を、あるいは残留など、それぞれの目標を目指して各クラブが熱い戦いを繰り広げている。
ピッチ外でも懸命の努力は続く。より高みを目指すための補強によるチーム強化である。
今季の浦和レッズは、補強がうまく運んでいるとの評判が高い。J2の栃木SCから獲得した明本考浩はすぐさま主力となり、キャスパー・ユンカーは合流すると即、得点量産を開始した。夏の移籍市場でも、ヨーロッパでプレーしていた酒井宏樹を呼び寄せ、柏レイソルで背番号10を与えられていた江坂任を獲得している。
移籍市場での「快進撃」は続くのか。勢いを上げていきたい後半戦に向け、浦和は新たに平野佑一を水戸ホーリーホックから獲得した。すでに3シーズン半をJ2の舞台で戦ってきた大卒4年目の25歳を獲得するということは、浦和には即戦力としてチームにフィットするという計算が出来上がっているのだろう。
J2からのシーズン途中の補強は「当たり」となるのか? 今日から再開されるリーグ戦で、その問いへの答えを出す。
ここでは育成型期限付き移籍も含め、今年5月以降、8月8日までに正式発表されたJ1クラブの動向を画像でまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)