Jリーグはシーズン後半戦に突入した。頂点を、あるいは残留など、それぞれの目標を目指して各クラブが熱い戦いを繰り広げている。
ピッチ外でも懸命の努力は続く。より高みを目指すための補強によるチーム強化である。
サガン鳥栖のファンにとっては、衝撃だったことだろう。松岡大起の清水エスパルスへの期限付き移籍が発表されたのだ。
近年の鳥栖のアカデミーは、優れた選手たちを輩出してきた。松岡はその筆頭格と言える。18歳だった2019年には、すでに主力に定着。今季もリーグ戦21試合に出場していた。
一方で鳥栖は、今月に18歳になる中野伸哉のトップチーム昇格を発表した。鳥栖U-18に所属するが、すでに今季リーグ戦20試合に出場。プロ契約を結び、真のトップチームの一員とした格好だ。若い力が、鳥栖の躍進を支えている。
ここでは育成型期限付き移籍も含め、今年5月以降、8月5日までに正式発表されたJ1クラブの動向を画像でまとめた。
(画像でポジションと名前の間にある「完」は完全移籍、「期」は期限付き移籍、「復」は期限付き移籍からの復帰、「昇」は下部組織からの昇格を表す。ポジション名の背景がピンクの選手は、今回新たに情報を更新した選手)