J1リーグ第22節 大分トリニータ―浦和レッズ
7月10日(土)|19:00 昭和電工ドーム大分
【今節のみどころ】
今節は、降格圏を脱したい19位の大分が、ACL出場圏を狙う5位の浦和をホームに迎える。両者の現在の立ち位置は対照的だが、東京オリンピック開催による中断期間前の最後の試合となるため、勝って良いイメージを保ったまま中断期間に入りたいという思惑は共通する。前節はどちらも勝ち点3を逃しているため、ここで勝利を手にし、少しでも順位を上げたい。
大分は5月30日に行われた第17節の福岡戦を最後に、およそ1か月間、リーグ戦では無得点の試合が続いている。深刻な得点力不足を克服し、是が非でもゴールを挙げたいところ。
勝敗の鍵を握るのは、“スピード力”。大分も浦和も両サイドにスピード自慢の選手を擁するため、相手よりも速い攻撃を展開したい。両サイドの激しい攻防に注目だ。
■大分トリニータ
19位 勝ち点13 3勝4分13敗 12得点30失点 得失点差-18
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】なし
【直近5試合結果】
天○2-0 福井U(H)
L●0-1 清水(A)
L●0-3 FC東京(A)
L△0-0 鹿島(H)
L●0-2 札幌(A)
【通算対戦成績】
H 15試合・6勝5分 4敗
A 15試合・3勝1分11敗
計 30試合・9勝6分15敗
【直近対戦成績】
2021年 4月25日 J1第11節 ●2-3(A)
2020年10月31日 J1第25節 △0-0(H)
2020年 8月29日 J1第13節 ●1-2(A)
2019年10月18日 J1第29節 ○1-0(A)
2019年 6月30日 J1第17節 ○2-0(H)
【今節のみどころ】
下位対決となった前節の清水戦は、降格圏から脱するための重要な一戦だったが、ボールを握るものの、後半に先制を許し、0-1で敗れた。直近のリーグ戦は4試合連続ノーゴールで、攻撃のアイディアがもうひとつ欲しいところ。得点力不足の改善は必須だが、清水戦の途中から変更した4-4-2のシステムでは一定の手応えを見せた。
今節は、好調の浦和をホームに迎える。4月に行われた前回の対戦では、MF町田也真人が2ゴールを挙げて善戦するものの、一歩及ばずに黒星を喫した。アウェーでは敗れたが、対浦和のホーム戦は6勝5分4敗と高い勝率を誇るため、久しぶりのゴールをサポーターに届けたいところ。今節も引き続きシステムの変更が予想されるが、攻守のオーガナイズを崩さず、焦れずにチャンスを待ちたい。