【J1分析】浦和が福岡に完勝(1)小泉のJ1初得点はスーパーゴール!江坂任加入も「歓迎」の画像
J1初ゴールを決めた浦和レッズの小泉佳穂 撮影:中地拓也

■6月27日/J1第20節 浦和レッズアビスパ福岡 (埼スタ)

 リーグ戦も折り返しを迎え、後半戦に突入した。27日に行われたJ1第20節で、浦和レッズはアビスパ福岡と対戦。2-0で勝利した浦和が連勝を飾り、順位も5位に浮上した。

 試合は序盤に動いた。前半11分、右サイドのDF西大伍からのパスを受けたFW小泉佳穂がドリブルで中央へと切り込み、相手をかわしながらゴールに突き刺した。小泉にとっては、これがJ1初ゴールとなった。

 先制後も小泉のボール捌きは健在で、際どいパスコースを選択したり、ノールックで味方へヒールパスを送るなど、サポーターを沸かせた。プレスを激しく仕掛けられても、倒れることなくボールをキープし、相手を翻弄した。

 1-0で迎えた後半は、福岡も徐々に攻撃の手を強めるが、決定的な仕事はほとんどさせずに試合を進めた。逆に浦和は後半31分、左CKのチャンスを得ると、途中出場のMF汰木康也のクロスにDF明本考浩がニアで頭で合わせて、追加点を奪う。

 また、後半38分には汰木が倒されてPKを獲得。FWキャスパー・ユンカーがキッカーを務めるが、ここは福岡のGK村上昌謙に止められてしまう。それでも、最後まで相手に得点を許さず、2-0での完封勝利を飾った。

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