■9月のアジア最終予選でもアウェーゴールを適用
ワールドカップ予選には、現在も「アウェーゴール・ルール」がある。そしてそれは、来年6月に予定されているプレーオフだけでなく、ことし9月にスタートする予定のアジア第3次予選(最終予選)にも適用される。この予選は、現時点では6チームによるホームアンドアウェーの2戦総当たりと予定されている。
その順位は、もちろん、①勝ち点、②得失点差、③総ゴール数の順で決められるのだが、この3つを適用しても同点の場合には、当該チーム同士の対戦での成績だけが対象となり、そこでも④勝ち点、⑤得失点差、⑥総得点の順で差がつくまでチェックされる。
そしてそこでも同点の場合には、当該チームが2チームの場合のみ、同士の対戦で「アウェーゴール・ルール」が適用されるのである。
そしてその次の順位決定優先順位が「フェアプレーポイント」(イエローカード1枚1点、2枚のイエローカードで退場=3点、一発レッドカード4点、イエローカード1枚と一発レッドカード=5点で、全試合でポイントの少ないほう)となり、最後に抽選となる。