■ジャマイカ戦中止で”夢対決”が実現
これを待っていたのだ。
6月3日の日本代表対ジャマイカ代表戦が中止され、日本代表とU―24日本代表が対戦することとなった。ジャマイカの一部選手の来日が遅れたことによる代替案だが、むしろこちらのほうが面白い。
U―24日本代表は、2日後の5日にU-24ガーナ代表との対戦を控えている。東京五輪で対戦する南アフリカを想定したシミュレーションマッチだ。メンバー入りが確実視される選手たちを、たとえば久保建英や堂安律らを、起用しておきたいだろう。3人のオーバーエイジ(OA)を加えたうえでのコンビネーションも、国際試合で確認しておきたい。
U-24日本代表の予想スタメンは別フォーメーション図のとおりだが、ガーナ戦を優先するならスタメンの選考基準は変わってくる。OAを含めてレギュラー格の選手が、温存されるかもしれない。5月28日のミャンマー戦を欠場した冨安健洋や堂安については、プレーできる状態でも無理をさせないほうがいいだろう。
さらに言えば、今回はメンバー発表前最後の活動だ。より多くの選手にプレータイムを与えながら、それぞれのクオリティや組み合わせを見定める機会となる。U―24日本代表では出場機会の少ない選手を中心に、メンバーが組まれても不思議ではない。