■重要な役割を果たしたエンゴロ・カンテ
メイソン・マウントとジョルジーニョに前後でパスコースを消され、エンゴロ・カンテが異常な運動量で2人分のスペースをカバーする中盤で優位に立つことが叶わなかったシティは、ウイングの質に頼るしかなくなってしまった。
8分にゴールキーパーのエデルソンからのロングボール1本でスターリングがリース・ジェームズを外し背後を取った場面があったが、正常な状態を保つチェルシーの守備に対して、サイドでボールを持ったところから個の質で崩壊させることは叶わなかった。
シーズンが進むにつれて調子が上がらなくなってきていたスターリングだったが、この日も主役としての動きをすることはできなかった。
■試合結果
マンチェスター・シティ 0―1 チェルシー
■得点
42分 カイ・ハベルツ(チェルシー)