J1リーグ第16節 サンフレッチェ広島―浦和レッズ
5月26日(水)|19:00 エディオンスタジアム広島
9位のサンフレッチェ広島が6位の浦和レッズをホームに迎える一戦。前節で苦しみながらも勝利を手にした両者が対戦する。
広島は、前節のC大阪戦で先制されつつも、2点を返して、逆転勝利を飾った。直近5試合ではしばらく白星から遠ざかっていたが、攻守のバランスを保った試合内容で勝ち点3を手にした。
対する浦和は絶好調。リーグ戦は3試合連続で複数得点・無失点で勝っている。連戦が続く過密日程ではあるが、どの選手が出場しても結果を出せるチームに成長してきている。
両者の勝ち点差はわずか2。中位のチームは、4位から11位まで勝ち点差がほとんどない。広島が勝てば、現在の浦和の順位とちょうど入れ替わるような形になる。逆に浦和が勝てば一気に上位に組み込めるかもしれない。今節の勝敗で順位が大きく変わる可能性があるだけに、両者ともに集中して臨みたい。
■サンフレッチェ広島
9位 勝ち点24 6勝6分5敗 20得点18失点 得失点差2
【出場停止】なし
【出場微妙・故障者】 柴崎、清水、ドウグラス・ヴィエイラ
【直近5試合結果】
L○0-2 C大阪(A)
ル●0-3 仙台(A)
L●0-1 徳島(H)
L○2-1 G大阪(A)
L△0-0 鳥栖(A)
【通算対戦成績】
H 35試合・10勝10分15敗
A 33試合・10勝 2分21敗
計 68試合・20勝12分36敗
【直近対戦成績】
2020年11月 3日 J1第26節 △1-1(H)
2020年 8月15日 J1第10節 ●0-1(A)
2019年10月29日 J1第31節 △1-1(H)
2019年 5月26日 J1第13節 ○4-0(A)
2018年 7月28日 J1第18節 ●1-4(A)
【今節のみどころ】
前節のC大阪戦では、去年のシーズンに採用された3バックの布陣で臨んだ。前半の決定機を決め切れずに、後半の立ち上がりに失点するが、その3分後にFWジュニオール・サントスのゴールで同点に追いつくと、MF浅野雄也が逆転弾を決めて、2-1で勝利をおさめた。相手にボールを握られる展開になっても堅い守備から攻撃を組み立て、安定した試合内容で、復調の兆しを見せた。
今節は、好調の浦和と対戦。アウェーでの連戦が続き、久しぶりのホーム戦でサポーターに勝利を届けたいところ。今節も、前節で手応えを見せた3バックのフォーメーションが濃厚と見られる。ボール支配率は相手に上回られることが予想されるが、強力な浦和の攻撃陣をどこまで封じ込めることができるか。まずは集中した守備で相手の攻撃を跳ね返したい。
また、前節の反省を生かし、チャンスの際にゴールを決め切ることができれば、試合を優位に運べるだろう。