春の温かい日差しが国立競技場のピッチに差し込んでいた。なでしこジャパンは東京オリンピック決勝の舞台となる国立で親善試合をパナマと戦った。観客は4036人。
FIFAランク10位の日本と59位のパナマでは強化試合という役割は果たせないかもしれない。もっと、強い相手が望まれた。高倉麻子監督もそれを希望していたが、コロナ禍でも、国立で試合ができることが優先された。
女子サッカーを見るのが久しぶり。普段は、UEFA女子チャンピオンズリーグの決勝を1年に1度撮るくらいだ。リヨン、ヴォルフスブルグ、フランクフルトといった決勝の常連たちは強く印象に残っている。機会は少なくても、毎年見ていると、2人だった子どもが3人になったママさんプレイヤーにたくましさを感じたものだった。
国内ではなでしこリーグの日テレ・ベレーザを西が丘で見たのが最後だった。
時間があいたせいかもしれないが、新鮮さがあった。