■7つもゴールを決めた

 4月11日のパナマ戦では、なでしこに7つのゴールが生まれた。

 菅澤優衣香(浦和レッズレディース)は先制すると、ハットトリックを決めた。左足のシュートは的確で、ヘッダー(7点目)でもネットを揺らした。

 2点目は清水梨紗(日テレ・ベレーザ)。

 4点目は長谷川唯(ACミラン)、イタリアのミラノからこの試合のためだけに戻って来た長谷川は9日にチームに合流した。普通にファインダーを覗いていても、その中に自然に入って来る姿は光るものがあった。

 5点目は籾木結花(OLレイン)、岩渕真奈(アストン・ヴィラ)がポストに当てたのを押し込んだ。

 6点目は杉田妃和(INAC神戸)だった。

 なでしこジャパンは6月に2つ、7月に1つの親善試合を戦った後、オリンピックの本番に臨む。決勝の日、国立競技場にいることを信じて。

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