■「アルゼンチンと本番で当たったらどうなるか」
―サッカー的頭脳というものですね?
大住「そうそうそう。代表選手というだけはある」
―これでもしアルゼンチンと本番であたったら、その時はアルゼンチンの選手は違う顔を見せますね?
大住「そりゃそうだよ」
後藤「7番のフェルナンド・バレンスエラと、10番のマティアス・バルガスは絶対先発してくるよ」
大住「その2人はヨーロッパのクラブが離さない可能性はあるけどね」
後藤「ははは。じゃあオーバーエイジでリオネル・メッシが出てきたりね」
大住「ははは」
―まだ先が長いとは言え、誰を選ぶかが混沌としてきましたね?それともはっきりしてきましたか?
大住「うーん……オリンピックはいいんじゃないのかな、出てくれる人が出れば。3月のシリーズでフル代表を2試合、アンダー24を2試合やって。オリンピックの準備として良かったし、メダルもあながち夢じゃないなという感じにもなっていると思うんだけど。それ以上に大きいのは、A代表と合わせて、選ぶのが難しくなるほど良い選手が出てきて、チームがどんどん良くなっているということ。
アンダー24の選手と、フル代表の選手と、 そしてポストオリンピックということを考えると、この3月の4試合というのはすごくプラスに働いたのではないかなと思う」
後藤「しかも、今までだとフル代表の監督とオリンピックの監督が違うことをやって、なかなか融合するのは大変だった。けど今は違うからね。いろんな組み合わせがすぐにパッとできる」