■フル代表の攻撃がうまくいったのは遠藤航、守田英正のおかげ
後藤「日本チームも、そういうベテランの誰かを、たとえキーパーでなくても、全体を仕切ってくれる選手が1人いるとだいぶ違うはずなんだよね。長谷部誠とかさ」
大住「そうだよね。今日のチームで、やっぱり難があったのは、ボランチラインだった気がするね」
後藤「渡辺皓太はよくやっていたなと思った」
大住「よくはやっていたけど、あそこからちゃんとした球が出ないんだよね。かなり雑だったり、取ってくれよ、みたいなパス。アルゼンチンはあの辺で、全てのパスをビシビシと通していたけど」
後藤「特に、25日の韓国戦の日本代表のボランチ、遠藤航と守田英正を見たあとだとね」
大住「中山雄太は、ずっとあのチームで、あのポジションで使われているけど、攻撃を作る限界と言うか、やっぱり今日はもう少し判断の早いパスを出せる選手があそこにいたら、もうちょっとフォワードが活躍できたんじゃないかなと思う」
後藤「フル代表の話をするけど、日本代表の攻撃がうまくいったのはあのポジションからうまくボールが出ていたからね」
大住「そう、特に守田英正からのも良かったよね?」
後藤「そうそう。もちろん遠藤航が良かった上で、守田も良かった。だから、あそこのポジションは、オーバーエイジがやっぱり必要だね」
大住「本当に長谷部が欲しいよね」
後藤「長谷部が嫌だって言ったら、遠藤かな」
大住「田中碧が、この試合は出場停止なんだよね。去年1月の試合で退場になったでしょ?VARで退場になったやつ。あれがまだ消化されていない。それがやっと消化されて、オリンピックは最初から出られるんじゃないかな? 碧がいたらぜんぜん違っていたと思うけど」