■3月25日/親善試合 日本―韓国(日産)
■3月30日/W杯アジア2次予選 日本―モンゴル(フクアリ)
韓国戦とモンゴル戦に挑む日本代表メンバー23人。14人もの国内組が選ばれたが、王者・川崎フロンターレからは1人しか選出されなかった。それが、DF山根視来だ。
山根のポジションは右サイドバック。かつては内田篤人氏が不動のスタメンで、内田氏が負傷して以降は酒井宏樹(マルセイユ)が死守してきたポジションだ。2017年から20年まで12試合で室屋成(ハノーファー)が起用されたものの、今回、両者は代表メンバーに名を連ねなかった。
そういう意味では、山根の代表選出は“巡り合わせ”と感じる人も多いかもしれないが、山根は間違いなくブルーのユニフォームに袖を通すにふさわしい選手だ。川崎フロンターレに移籍した昨年以降、その存在感は大きくなるばかりで、それとともに代表招集への期待は膨らんでいった。