【UEFAヨーロッパリーグ ラウンド16 2ndレグ ACミランvsマンチェスター・ユナイテッド 2021年3月18日(日本時間29:00キックオフ)】
1stレグを最後の最後にアウェイゴールを許し1-1で終えたユナイテッドは1点を取らなければならなかったが、オーレ・グンナー・スールシャール監督はしっかりと守備から入ることを選択した。
ミランが低い位置でボールを持っている時は、ハーフウェイライン付近で4人がフラットに並び、パスコースを消した。
無理をする必要がないミランだったが、フランク・ケシエとスアリオ・メイテが前を向いてボールを運び、ハカン・チャルハノールがライン間で受けられる位置に走り続けることで攻撃を成り立たせた。
ミランが前に出てきてくれることで、ユナイテッドは得意のカウンターの形を出しやすくなったが、ミランのボランチのケシエとメイテ、そしてセンターバックのシモン・ケアーとフィカヨ・トモリの中央の4人は堅く、フィニッシュまで持っていくことはできなかった。