■「飲水タイムで選手の状態が分かるようになった」
後藤「1分しかないじゃない。遠いサイドからキーパーがノロノロと歩いてきて、ようやくたどり着いたかと思うと、すぐにレフェリーに戻って来いって言われてた。もうちょっとあれは何とかならないのかな」
大住「ぼくは自分のチームには、飲水タイムは休みじゃないから、全力で走って来いって言うんだよ」
後藤「だから全力で走ってくるか、いらないからって来ないのか、どちらかだよね。逆サイドの選手がベンチまで返ってくるのは相当な距離があるじゃない?」
大住「いやパッと動けば大したことないんだよ。みんなはそれくらい走っているんだから」
後藤「キーパーなんて歩いてきて、ベンチでひと口だけ飲んで戻っていくよね」
大住「逆のタッチラインで飲んでいたり、自分のゴールのところで飲んでいるような選手は相当まいっているんだよ。それはすぐに替えたほうが良い」
―そこでも選手の状態が分かるんですね。
大住「パーッと戻ってきて、まだできますよ、ってアピールしないと。だって5人交代できるんだから、すぐに替えられちゃうよ。本当に飲水タイムで変わる試合があるから、そこはみんな楽しみに見たほうが良い」
後藤「飲水タイムで5人交代できて、いまや6人目まで交代できちゃうんだから。非常に試合は面白いよね」
大住「サッカー自体が変わってきているよね」
後藤「やっぱり交代は増える方向に変わっていくだろうから」
大住「本当に5人交代制はそのまま続けても良いと思う。その代わりベンチ入りは7人じゃなくて、少なくとも9人にしないといけないけどね」