■「俊輔の隣で安永玲央が勉強出来たら、期待できるね」
―身長は167センチですね。
後藤「けど、けっこうガッチリした感じだよ」
大住「そうそう、バランスが良いよね」
―横浜FCは苦しいですね。
後藤「今日はついてなかった」
大住「けどやっぱりね、ああやって当たってゴールに入るのは、シュートを撃つ選手に対して踏み込んでないんだよね。ペナルティーエリアの中で、相手がシュートを撃つのに、ただ立ってたんじゃダメだよ。やっぱり身体を前に出さないと。そういう基本的なことができていなかったね。あの下平隆宏監督にしては、なんというか……」
後藤「ゲームに入る前にやられちゃった感じか」
大住「そうなのかもしれないね。でも最後の金子拓郎が取った点なんてさ、本当に棒のように突っ立っていたら、金子に点を取られちゃって」
大住「小野は出た瞬間に試合時間が終わったみたいなもんだけど」
―2人は同じピッチには立てていない?
大住「そうだね。俊輔はまだまだできると思うけどね」
後藤「良いボール蹴ってたよね」
大住「俊輔らしいボールを蹴ってた」
後藤「俊輔の隣で安永玲央が勉強出来たら、期待できるね」
大住「息子?」
後藤「そう。父親を超えそうな息子。去年の後半はすごい良かったじゃん」
―安永は良くなりそうですね
後藤「そうそうそう。すごいセンスあるよね」
―小川慶治朗が横浜FCに来て、攻撃は揃ってきたなという印象ですが。
大住「いや、やっぱり斉藤光毅がいなくなったのはデカいよね。
札幌はまあ楽しそうにやっていたよね。だれでも試合開始5分で2点入ったら楽しいんだけどさ」
後藤「その2点入ったラッキーを次まで持ち越してほしいですね。積極的に行こうという気持ちでね」
大住「それは、あのチームなら大丈夫だと思う」
後藤「あの監督だからね」