■「ポステコグルーがキレまくってたよ」「後半は多少よくなったけどね」

―キレまくってたんですか?

大住「キレまくってた。後半は少し良くなっていたよね?」

後藤「そうそう。後半すこし開き直って……」

大住「気合が入ったって感じ。だけど、できないものはできない、って感じで最後は尻すぼみだったけどね」

―コンディション的な問題が大きかったのでしょうか? 次の試合で改善する可能性は?

大住「次で改善するとは、あまり思えないけど……」

後藤「1週間でどうこうとはならないよ。まあ、マルコス・ジュニオールが元気になって出てきたらね」

大住「今シーズンは、2回中断あるでしょ? 6月の中断、それから7月のオリンピックの中断。6月の中断までかなり試合はあるんだけど、そこまで我慢でやってかないといけないチームがいくつかあるんだよね。

38節だから、どうにもならないことでもない。だから、そのへんでマリノスが調子を上げてくれば、最後に迫ってくることができるかもしれない」

後藤「そのころに、フロンターレがACLでひどい目にあって」

大住「3月に試合が混んでいるから、そこでバタバタといって、ポステコグルー解任とか、そんなことになっちゃったらマリノスには先がないと思うけど。そうじゃなくて、引き分けたり勝ったりで、何とかしのいで繋いでいって6月くらいにまとまってくれば、追いつく可能性はあると思う。とにかくシーズンは長いから。川崎が1試合目であれだけの試合を見せたけど、それがシーズンを通して続くわけではないんだし。川崎はたしかに今は強い」

後藤「去年も強かったんだけど、今年も強かった」

大住「だけど、シーズンを通じてどうなるかは、まだ何も言えない。もしかしたら夏には、三笘、田中碧、山根の3人がぱーっと“蒸発”しちゃうかもしれない」

後藤「ははは、そうだね。よくみなさん残ってくれましたねっていう感じですね」

大住「本当だよね。よく残ってくれたって思うよね。他の選手がどんどん海外に出ているのにさ」

後藤「やっぱり、あそこのチームにいるモチベーションがあるんでしょうね」

大住「魅力はあるよね。やっていて楽しいんだとは思うけど」

後藤「絶対に面白いよね」

大住「けど、これから魔の手がたくさん伸びてくるから」

後藤「そうそう」

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