【J1プレビュー】福岡VS名古屋 目指すは「堅守の先」昨季J2&J1「最小失点対決」の画像
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J1リーグ第1節 アビスパ福岡名古屋グランパス
2月28日(日)|13:00 ベスト電器スタジアム

 J1開幕節の「トリ」を務めるのは、アビスパ福岡と名古屋グランパスだ。ともに昨季は堅守を誇ったが、その先へとつながる新しい表情を見せることはできるだろうか。

 福岡には「5年周期」がある。2001年に初めてJ2降格を味わってから、2006年、2011年、2016年と、5年ごとにJ1の舞台に上がってきたのだ。そして、1年での降格を経験してきた。

 5年ごとにJ1昇格をつかみ取ったチームには、共通点がある。いずれも堅守をベースに、J2でしぶとく勝ち点と勝利を拾ってきたのだ。だが、J1では同じようにはいかなかった。

 名古屋も昨季、堅い守りを土台として3位でのフィニッシュにたどり着いた。AFCチャンピオンズリーグ(AFC)にも出場する今季は、齋藤学柿谷曜一朗と攻撃陣にタレントを迎えた。一歩先へと進むための補強である。

 昨季のJ1とJ2リーグ最少失点を誇った2チームが激突する。両チームとも今季は、どんな新しい色を重ねていくのか。この日、唯一のJ1の試合に、多くの視線が集まる。

■アビスパ福岡

【出場停止】なし

【直近5試合結果】
L○1-0 徳島(H)
L○2-0 愛媛(A)
L○2-0 京都(H)
L△2-2 金沢(H)
L△1-1 岡山(A)

【通算対戦成績】
H 11試合・4勝1分 6敗
A 11試合・1勝1分 9敗
計 22試合・5勝2分15敗 

【直近対戦成績】
2017年12月 3日 プレーオフF △0-0(A)
2017年 8月20日 J2第29節 ●1-3(A)
2017年 6月17日 J2第19節 ○3-1(H)
2016年10月 1日 J1    2-第14節 ●0-5(A)
2016年 6月 2日 J1 1-第 7節 △0-0(H)

【今節のみどころ】
 このオフには、各ポジションを満遍なく補強した。中でも期待したいのは、やはり得点につながるプレーができる選手だ。

 去年のチーム最多得点者である遠野大弥は期限付き移籍満了で川崎フロンターレに戻ったが、遠野の11得点に次ぐ8ゴールを挙げたフアンマ・デルガドは残った。そこにパワフルなブルーノ・メンデスを迎えており、どのような2トップの組み合わせでゴールへの道筋を描くのか、興味深い。

 生まれ育った福岡へ電撃復帰した金森健志にも注目だ。2017年に移籍した鹿島アントラーズでは苦しんだが、その経験も糧となる。この地元のヒーローが輝きを放てば、チームも勝利に近づくことになる。

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