J1リーグ第9節 柏レイソルーガンバ大阪
4月11日(日)|17:00 三協フロンテア柏スタジアム
まさかの順位にいる両チームの対戦だ。
柏レイソルは、8戦して1勝1分6敗とここまで掴んだ白星はわずか1つ。勝ち点4で順位は17位と、低迷を強いられている。得点もここまで「5」しか奪えていない。浮上のきっかけを渇望している中で対戦するのが、柏より下位に低迷しているG大阪だ。
G大阪は、クラブ内で新型コロナのクラスターが発生し、活動を休止したこともあって、ここまでの消化試合数は「3」。下位に低迷するのは仕方ないが、その3試合でいまだ未勝利。そればかりか、3試合でゴールが「0」と苦しい状況にある。
17位で得点数がリーグワースト3位タイの柏か、それとも、18位で得点数がリーグワーストのG大阪か。引き分けには価値のない、ガチンコ勝負となりそうだ。
■柏レイソル
17位 勝ち点4 1勝1分6敗 5得点12失点 得失点差―7
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
L●1-2 鹿島(A)
L△1-1 横浜FC(A)
ル○1-0 浦和(A)
L●1-2 清水(H)
L●0-2 鳥栖(A)
【通算対戦成績】
H 26試合・16勝2分 8敗
A 26試合・13勝1分12敗
計 52試合・29勝3分20敗
【直近対戦成績】
2020年10月24日 J1第24節 ●1-2(A)
2020年 9月 9日 J1第15節 ○3-0(H)
2020年 2月16日 ル杯第1節 ○1-0(A)
2018年12月 1日 J1第34節 ○4-2(H)
2018年 3月18日 J1第 4節 △2-2(A)
【今節のみどころ】
ここまで1勝の柏は、前節、敵地で鹿島アントラーズに敗戦。加えて、ディフェンスリーダーの染谷悠太が負傷交代してしまった。その鹿島戦では右サイドバックとして先発した大南拓磨がセンターバックとして起用されそう。予想は4バックだが、鹿島戦で途中から用いた3バックの可能性も否定はできない。
失点数がリーグワースト3位タイのチームにあって守備の要の離脱は痛いが、得点力不足も深刻だ。得点数も、同じくリーグワースト3位タイ。呉屋大翔が2得点、あとは、大南拓磨、仲間隼斗、神谷優太の3人がそれぞれ1得点となっている。
攻守両面での改善が必須の柏はいまだ無得点の相手をホームに迎え、浮上のきっかけとなる白星を掴んでみせたい。