【ラ・リーガ レアル・ベティスvsヘタフェ 2021年2月19日(金曜日、日本時間29:00キックオフ)】
2試合連続でベンチスタートになってしまった久保建英。チームが結果を出せていない中で、先発復帰となるだろうか。
■『対戦相手情報』
7位のベティスはここまで10勝3分10敗。昨シーズンの勝ち星に早くも並び、5位に与えられるヨーロッパリーグの出場権を狙っている。
リーガで最も引き分けが少ないチームだ。6位のビジャレアルは8勝12分3敗、5位のレアル・ソシエダは10勝8分5敗となっており、負けが増えても勝ち点3を積み上げることが大切か、あるいは負けずに引き分けて勝ち点1を得ることが大切か、というEL争いは興味深いものになっている。
監督は攻撃的なサッカーを得意とするマヌエル・ペジェグリーニ。ビジャレアル、レアル・マドリード、マンチェスター・シティなどの指揮を執った名将だ。
日本人に馴染みのある選手は、ボルシア・ドルトムントで香川真司とチームメイトだったマルク・バルトラ、そして39歳になったホアキン・サンチェスがいるが、両者ともプレーする可能性は低そうだ。
注目は背番号10のセルヒオ・カナレス。かつて天才と言われレアル・マドリードに引き抜かれたが、出場機会を得られないままマドリードを去ることになった。現在は当時よりも運動量のある選手としてチームをまとめ上げている。リーガで生き残るために自身を変えた選手であり、様々な未来があり得る久保にとって教材になる存在だ。