アリソンを責めることはできない。リバプールは自滅したのだ。引かれた相手に対して3トップを活かす術は未だに見つけられず、選手交代によって中盤でのコントロールを失うと最終ラインは困惑し、全てのしわ寄せが最後にゴールキーパーにきてしまった。
試合前の嫌な予感は、自滅という最悪の負け方で表れてしまった。やること全てが上手くいかない今のリバプールを象徴する負け方になってしまった。
まずは混乱状態のクロップ監督が自身を立て直さなければ、リバプールの混迷は終わらない。それができなければ、チャンピオンズリーグ出場権が与えられる4位以内に残ることは難しく、クロップ監督とリバプールの幸せな関係は、悪い形で幕を下ろすことになるだろう。
■試合結果
リバプール 1―4 マンチェスター・シティ
■得点
49分 イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)
63分 モハメド・サラー(リバプール)
73分 イルカイ・ギュンドアン(リバプール)
76分 ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)
83分 フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ)