コロナ禍によって、過密日程や交代枠の増加などが生じ、イレギュラーなシーズンとなった2020シーズンのJリーグ。それは出場時間数にも如実に表れている。そこで、チーム別に選手の出場時間数をランキング化。ピッチにより長く立った選手を探ってみる。
今季、混戦のJリーグを2位でフィニッシュしたガンバ大阪。天皇杯とACLの出場権を獲得したうえに、多くの若手を抜擢することができた実りのあるシーズンとなった。首位・川崎を相手に0-5、当時・最下位だったベガルタ仙台に0-4で大敗するなど、時折、安定感を欠くこともあったが、最終順位2位は誇るべき数字だろう。
そんなガンバ大阪で、最も出場時間が長かったのはGK東口順昭だ。その時間は、全34試合にフル出場して3060分。ベストイレブンに選出されるのではとの声もあったほど、安定したパフォーマンスでチームの危機を何度も救った。
東口に次いで、フィールドプレイヤーで最も多く出場していたのはDF高尾瑠だった。32試合に出場し、その時間は2499分。3バックや4バックに応じてマルチな活躍を見せた。続いて、キム・ヨングォンが2478分。出場試合数は28試合だ。