■好調を維持するブンデス2選手は…
ドイツ・ブンデスリーガでは1月2日にフランクフルトが2位レバークーゼンと対戦する。昨シーズンドイツでブレイクを果たし、10月、11月に行われた日本代表の欧州遠征でも存在感を示した鎌田大地は今季ここまで2ゴール6アシストと昨季を超えるペースでチームの得点に絡んでいる。一時期出場機会を失うも、ここ数試合で再びスタメンに復帰した長谷部誠とともに、今季好調を維持するレバークーゼン相手に一泡吹かせられるか注目。
また、鎌田と同じく日本代表の欧州遠征で評価を高めた遠藤航は今季初挑戦のブンデスリーガで開幕から13試合連続フル出場を継続中。1月3日に昨季のチャンピオンズ・リーグで初のベスト4に進出したライプツィヒと顔を合わせるシュツットガルトにおいて、今季ブンデスリーガ全体のデュエル数で堂々のトップに立つ日本が誇る“デュエルキング”遠藤の働きは、チームの勝敗に大きく関わってくるだろう。
イタリア・セリエAでは日本代表の主将、吉田麻也が所属するサンプドリアが日本時間1月6日に2位インテルと対戦する。インテルのエースに君臨するロメル・ルカクとは、サウザンプトンに所属したプレミアリーグ時代や2018年ロシア・ワールドカップでも相対してきた。このベルギー代表FWには第10節でインテルと対戦したボローニャの冨安健洋もそのフィジカルに圧倒され失点を許すなど、日本人選手にとって“天敵”と呼べる相手。対戦経験の豊富な吉田がその利を活かし“ルカク封じ”なるかは注目したい。
ほかにも久保建英が所属するビジャレアルや、酒井宏樹、長友佑都の所属するマルセイユの戦いなど注目チームの試合が控えている。
年末年始にかけても欧州で研磨を積み続ける日本人選手の戦いぶりには目が離せない。