仙台サポーターにとってはいろいろな思いがある退任だが、このニュースが出る前に、気になる他チームに関する発表もあった。それが、J2長崎を率いる手倉森誠監督の退任だ。手倉森監督は2019年から長崎の監督を率い、J1昇格を目指して戦ってきた。
しかし、12月16日の甲府戦で引き分けに終わったことで、今季のJ1昇格の可能性は消滅していた。現在3位と好位置ではあるが、2年連続で昇格を逃したことで、クラブは監督交代という決断を下したとみられる。
手倉森監督は、2004年から仙台のコーチを務め、2008年に監督就任。当時J2だったチームを、2年でJ1昇格に導いた。その後、J1で準優勝やACL出場などクラブの歴史を次々と塗り替えた。また、東日本大震災という苦しい時期を乗り切ったときの監督でもある。