J1リーグ第33節 川崎フロンターレー浦和レッズ
12月16日(水)|19:00 等々力陸上競技場
川崎のMF中村憲剛のホーム最終戦となるこのカード。川崎は今季、圧倒的な優勝を花道に、チームをけん引したバンディエラの引退も迎えることとなる。
チームメイトも中村を気持ちよくプレーさせるため、ピッチを完全支配する心づもりのはずだ。
直近2試合で下位チーム相手に引き分けという不完全燃焼の状態だが、そうした流れはすべて断ち切るはず。
一方の浦和だが、ここに来てケガ人が続出している。右膝関節遊離体の手術のためMF柏木陽介が離脱。さらに、治療のためにDFトーマス・デンが帰国し、加えてDF槙野智章、MF関根貴大、MF青木拓矢らが別メニュー調整と野戦病院と化している。
そんな中で、前節・湘南戦でリーグ戦デビューしたMF武田英寿に期待したい。出場時間4分と短いながらも、ピッチの上で才能の片りんを見せた。プロ初先発があるかどうか、注目だ。
■川崎フロンターレ
1位 勝ち点77 24勝3敗5分 得点82、失点28、得失点差54
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
△A鳥栖 1-1
△A清水 2-2
○HG大阪 5-0
●A大分 0-1
○H横浜M 3-1
【通算対戦成績】
通算 38試合・15勝8分15負
ホーム 19試合・ 7勝5分 7負
アウェイ 19試合・ 8勝3分 8負
【直近対戦成績】
2020年 9月20日 J1第17節 A3○0
2019年11月 5日 J1第32節 A2○0
2019年 6月 1日 J1第14節 H1△1
2019年 2月16日 スーパー杯 H1○0
2018年 8月 1日 J1第19節 A0●2
【今節のみどころ】
今季、圧倒的な強さを見せた川崎だが、等々力でG大阪を下して優勝を決めて以降、白星をつかめていない。前々節・清水戦は2-2で、前節・鳥栖戦は1-1で、ともに引き分けた。
そんな中で迎える浦和戦は、川崎にとってホーム最終節となる。当然、チームのバンディエラ・MF中村憲剛の等々力最終戦でもある。ここ3試合、先発から外れているが、今節はスターティングメンバーに名前を連ねる可能性が高いだろう。
直近5試合で、川崎は等々力で13ゴールを決めている。1試合平均にすると2.6点となる。サポーターの前で、爆発的攻撃力を示して有終の美を飾りたい。