鹿島戦より前の直近6試合で3勝2分1敗。前任のピーター・クラモフスキー監督が25試合で3勝5分17敗だったことを考えれば結果がついてきたのは一目瞭然で、士気も高かったはずだ。
もし、上田が早い段階で決めていなければ、苦しい展開になっていた可能性もある。ザーゴ監督が
「ハーフタイムに入って、相手も一つ前にプレッシャーを上げてきたところがあったり、自分たちも受け身になってしまって苦しい部分はあった」と話したように、後半立ち上がりを、2点のリードで受けるか、あるいはスコアレスで受けるか、気持ちで違っただろう。