■12月5日/J1第31節 柏―名古屋(三協F柏)
天気予報が“雪予報”を伝えたほど厳しい寒さの中での対戦は、引き締まった内容だった。柏は直近2試合と同じスターティングメンバーで挑み、本来は成熟した連携を見せたかったが、それとは“真逆”のプレーに泣くことになった。
51分、GKキム・スンギュとDF北爪健吾の連携ミスから、キム・スンギュがゴール前でボールをこぼしてしまう。それを、詰めていた名古屋MF相馬勇紀に決められてしまったのだ。この1失点を返すことができず、柏は黒星を喫することとなる。
この失点に関して、ネルシーニョ監督は「単純なコミュニケーション不足」と説明。さらに、「健吾とスンギュのコミュニケーションが取れていれば防げていた失点だと思う。至ってシンプルな話であり、どちらかボールにより近い選手が対処しなければいけなかった」と振り返った。