ートレーニングについて。可能な範囲でどういうトレーニングメニューで強化してきたのか教えてほしい。

「そうですね、あの、トレーニングメニュー見ていただいてもいいですけど(笑)、それ見ながらのほうが説明しやすいと思いますけど、全体的には1試合目、2試合目に向かっていく中でも、狭いスペースの中でポゼッション、というトレーニングを行って、そこで、時間とスペースがない中で、自分たちがしっかりボールを保持しつつ、しっかり攻撃するという部分、守備、攻から守に入れ替わった瞬間、すばやく守備をする。この局面で激しく厳しく守備をする、という状況でトレーニングをしています。

 我々が世界で勝っていくために、守から攻に変わった時、相手のプレッシャーが激しく強く来ると思いますので、奪った瞬間に素早く展開、マイボールにできるようにということで、ポゼッションのトレーニングは常に入れています。

 選手にとってはいつもと変わらないトレーニングとポゼッションと思えるかもしれませんが、その時に働きかけるチームの課題だったり、伸ばさなきゃいけないポイントを変えながら、時間とスペースがない中で、より激しく厳しく個の局面が出てくるようなトレーニングをしています。

 ポゼッションのところで、常にキーパーはそこに入れて、キーパーも常に攻撃の第一歩として、われわれがマイボールを大切に、ということろを徹底するために、かならずキーパーをつけている。我々のトレーニングの特徴かなと思っています」

PHOTO GALLERY オーストリアで合宿中のサッカー日本代表(11月15日)
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