■「10月、11月で4試合ができたことはすごいことだからね」
後藤「少なくとも、僕は森保監督がどうして10月に日本に帰ってこなくてはいけなかったのかが分からない。ずっと向こうにいて、呼べなかった選手を見て回って、面接して、チーム状態を把握して、クラブにも挨拶して。いくらでもヨーロッパでやる仕事はあったと思うよ。なんで自主待機を覚悟して帰ってきたのかが分からない」
大住「うん、分からないね。おそらく、日本サッカー協会が安全を考えて帰って来いと指示したと思うんだけど。ひとりであちこち行かれたら、面倒を見切れないよということだろうね。今の代表チームのスタッフの動きは、すべて無菌室のカプセルに入れて持って行って、またカプセルに入れて帰ってくるというようなものだから。そういう安全策だから。たぶん本人だって、ヨーロッパでそのまま見ていたほうがプラスになると思っていたはずだよ。
まあ、協会としては、今は絶対にコロナ感染者を出したくないから」
後藤「なにかあったら次の活動が出来なくなっちゃうからね」
大住「だから、安全に安全にと。試合が出来ること自体が奇跡みたいなものだから。そういうのを考えると、協会の慎重な判断は、一概に非難はできないよ」
後藤「本当にそう。10月、11月で4試合ができたことはすごいことだからね。しかも強い相手とね」