どちらもゴールネットを揺らすことはかなわずスコアレスドローに終わったが、ネルシーニョ監督が「途中交代で入った選手たちもいい意味で流れを変えることなく、しっかりと与えられた役割をこなしてくれた」と振り返ったように、後半から入ったMF神谷優太が積極的にボールに絡めば、DF北爪健吾はボールを前進させようとプレーした。結果こそ勝利に導くことができなかったが、自分たちで試合の流れを呼び戻す力があることを証明してみせた。
中2日で11月2日に仙台と戦うと、7日にはタイトルを懸けたルヴァンカップ決勝を迎える。国立競技場でトロフィーを掲げるべく、この引き分けを糧にしてみせる。