■浦和レッズ
9位 勝ち点40 12勝9敗4分 得点37、失点38、得失点差-1
【出場停止】なし
【直近5試合結果】
○HC大阪 3-1
○H仙台 6-0
△A柏 1-1
○A鳥栖 1-0
●H名古屋 0-1
【通算対戦成績】
通算 28試合・14勝5分9負
ホーム 14試合・10勝1分3負
アウェイ 14試合・ 4勝4分6負
【直近対戦成績】
2020年 8月29日 J1第13節 H2○1
2019年10月18日 J1第29節 H0●1
2019年 6月30日 J1第17節 A0●2
2013年 8月17日 J1第21節 H4○3
2013年 3月16日 J1第 3節 A2△2
【今節のみどころ】
良い流れの時にはメンバーを替えない――これはサッカー界の定説だ。浦和もその定説を踏襲し、ここ3試合はほぼ替えていない。
“ほぼ”としたのは、前節・C大阪戦で出場停止だったDF宇賀神友弥に代わって、DF山中亮輔が先発起用されたから。その山中が、2位のC大阪を相手に得意のミドルシュートで1ゴールを決め、スタメン奪取にアピールした。
ただ、ここが悩みどころ。同じ左サイドバックでも、両者はプレースタイルがまったく違うからだ。山中の魅力は攻撃力。守備に多少の難があるものの、縦への推進力やインパクトのあるキックは得点機会を生み出す。一方の宇賀神は、攻守にバランスが良く、周りとの連携でチームに好循環をもたらす。
この2人だけでなく、大分県出身で守備に定評のある岩武克弥を抜擢する可能性もある。
大槻毅監督が、この3人から誰を左サイドバック使うのか。その起用法によって、戦い方も変わるはずだ。
また、大分出身で大分の下部組織からトップチームに昇格したGK西川周作は、「対戦はいつも楽しみ」と話す。さらに、「まくる姿を見せたい。ACL圏内に入りたい」と現在の勢いそのままに、残り試合を戦う。