■マリノスのACL優勝も夢じゃない?
最初のゴールは41分にエジカル・ジュニオ。同点ゴールは69分にマテウス。そして、決勝ゴールは80分に渡辺皓太。
この3つのゴールでさえオマケだと、感じてしまう。2-1で勝負はついたのに「引き分けでもよかったかな」としつこいくらいに思ってしまった。
連戦に次ぐ連戦、疲れが見えた選手をターンオーバーという形で8人も変えてきたマリノス。アンジェ・ポステコグルー監督にとっては意図したもので、結果は意図したようになった。こういう試合を見た後は、また、スタジアムに来たいと思う。
話は飛ぶけれど「マリノスは案外ACLの優勝、行けるんじゃないか」と思ってしまった。ちょうど、カタールでの集中開催のスタジアムも発表になったばかりだったから。
会場は昨年行って来たが、晴れれば南国の雰囲気漂う白い屋根のアルジャヌーブ・スタジアム。周りにはヤシの木や池がレイアウトされている。そして、スタジアム内はもちろん、空調も万全だ。18℃だから、むしろ、寒いと感じるかもしれない。マリノスはここで11月25日から東地区グループHの4試合を戦う。さらに勝ち進めば、決勝を12月19日に同所で戦う。相手は、西地区を勝ち上がったペルセポリス(イラン)だ。
Jリーグでは苦しんだシーズンだった。今は7位だが、いい感じでカタールでのACLにフィットするような気がする。なんか、優勝の予感さえする。