■10月18日/ベルギーリーグ第9節 ゲンクーシャルルロワ
日本代表でもキレッキレだった伊東純也が、ゲンクでも抜群のプレーを見せた。
チームで不動の主力に定着した伊東は、この試合でもスタメン。対戦相手シャルルロワには森岡亮太がいる、日本人ダービーとなった。
0-0の前半25分、伊東は右サイドでボールを受けるとペナルティエリアの右側を縦に前進。中にいる味方はFWオヌアチュのみで、シャルルロワの選手は3人が戻っており、もう一人も戻ってこようとする状況。数的にいえば守備に有利な状況だ。
伊東は中の状況を注視しながら、ゆっくりボールを保持。すると、相手選手の視線と重心は自然と伊東のほうを向く。そのタイミングで、伊東が右足を蹴り上げた。クロスは鮮やかな軌道を描き、見事なまでにオヌアチュの頭に届く。オヌアチュは、1対1の空中戦を制して、ボールはゴールネットを揺らしたのだ。